頭金づくりに活かす ボーナス大作戦

今月は、ボーナス月です。何に使うか楽しみにしていらっしゃる方も多いでしょう。
ですが、ついボーナスが支給されたからと、いつもよりは少し贅沢をしてリッチな外食をしたり、冬物の洋服などをまとめ買いしたりしているうちに、いつのまにか通帳の残高がなくなってしまった。
貯蓄ができないと嘆いている方に、よくあるパターンです。
こんな方でも成功する、マイホーム取得のための頭金づくりの方法をご紹介します。

貯めるための手段は、いたって簡単です。
まずボーナスの内、何割かを先に貯金してしまいます。〔図1.〕
ボーナスを何に使うか予算を組んで、その残りを貯金に回そうとするから貯まらないのです。
強制的に貯金をするために有効なのは、財形貯蓄や社内預金、金融機関での自動積立などを利用するとよいでしょう。給与天引きや口座からの自動積立なので、必然的に残ったお金でやり繰りをするようになります。
この方法で、「三十数年生きてきて、始めて貯金ができました。」といって感激していたOLさんました。
また、総合口座の定期預金にしておくと、急に資金が必要になった場合でも、キャッシュカードで定期預金の9割まで普通預金がマイナスになっても引き出せて便利です。
大切なのは、普通預金の口座にあるものを、定期預金などの形が違うものに預け替えてしまうということです。

では、いくら(何割)貯金したらよいでしょう。
これは、何年後にマイホームを取得するために頭金をいくら準備するかによって決めます。目標額を年数で割って、1年間の貯蓄目標額を算出すると、一回のボーナスでの必要な貯蓄額が分かります。
実際には、頭金以外に諸費用分の現金が必要になります。〔図2.〕
諸費用とは、融資申し込み手数料・印紙代・火災保険料・土地建物の登記費用量・引越し代などです。土地と建物両方取得する場合には約150万円〜200万円程度をめどに用意しておきましょう。
貯金が150万円しかないという方は、これを諸費用に充てるため、頭金は無く全額住宅ローンで賄うようになります。

また、頭金を用意するためにこれから貯金に励む場合にも、先程の給与天引きなどの方法で強制積立をします。
この時に大事なのは、住宅ローンを支払ったつもりで毎月の積立額を決めるということです。
要は、住宅ローン支払いのためのリハーサルですね。
人間は習慣の動物です。
最低3ヵ月間、できればボーナス月も含めた6ヵ月間、この方法で暮らせるとこれからのローン返済も大丈夫。その上、頭金も貯まり、一石二鳥です。

そもそも、今までに貯蓄ができていなかった人はどこに原因があるのか、もう一度わが家のたな卸しをしてみましょう。
多くの場合、さして多額の資金を必要とするような大きな目標がないから、目先の消費に流されているのが現状です。
「いつかは夢のマイホームを」と思っていては、いつまで経っても頭金は貯まりません。「何年後に頭金○○○万円貯める」とできるだけ具体的に目標を持って準備することが成功の秘訣です。

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